無職、道草を食う

無職が雑草や魚や虫等、変わったものを喰らうブログ。変なものが手に入れば、気が向いた時に更新します。意見・要望等あればコメントまたはTwitterまで。

朝市で買った魚を調理してみた

今日は早起きして朝6時からチャリで家を出発し、
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1時間ぐらいかけて漁港の朝市に行ってきました。
ここの朝市は以前に1回だけ行ったことがあるのですが、野菜や様々な食料品が安く買えたものの目当ての魚を買い逃してしまったので、今回はそのリベンジということで朝早くからやってきました。

サニーレタス4個100円やロースハム切り落とし500gが200円やカレイの干物1パックが100円等、色々安いものが買えて満足ですが、その他に
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1かご(3尾)300円のアイゴと1尾100円のグレ(メジナ)を2尾と
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いいサイズのスズキを400円で買えたので、今日はこれを調理していきます。
まずスズキを愛用のダイソー出刃包丁(よく切れるのでおすすめ)を使って三枚おろしに・・
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したのですが、ちょっと失敗してアラに身がたくさん残ってしまいました。
三枚おろしって簡単だと思ってやってるとたまに失敗しちゃうし難しい・・。
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まず半身を皮引きしてから中骨を取り、刺身用のサクにします。
ヒラメのような淡い黄色の血合いがキレイですね。
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これを刺身包丁で切ってスズキの刺身の完成。
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アイゴは洗って内蔵を抜いてから
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スズキのアラと共に煮付けに。

グレは三枚におろしてから
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一部のアラと共にムニエルに。
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スズキの皮は揚げ焼きにしました。

スズキの卵巣とアイゴからたくさん出てきた卵巣と精巣は
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酒に漬けて臭みを抜いてから茹でて、
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しょうがとゆずポン酢と和えました。

残りのアラは水、塩、酒、生姜、昆布茶と共に煮立てて
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潮汁にしました。
これらを皿に盛り付けて・・
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3種の魚のフルコースの完成です。栄養バランスが壊滅的なのは気にしないことにしました。

ではまずスズキの刺し身から。
・・まあまあ美味い。
癖のない淡白な味わいでまあまあ美味しいですが、筋肉質で身がしっかりしているので、ちょっと身が分厚いと噛み切りづらいことがあるのが難点です。

しかし保冷バッグに入れてたとは言え、糞暑い中自転車で1時間ほどかけて家に持って帰ったので鮮度が不安でしたが、臭みがなく美味しく食べることが出来たのは良かったです。

次はアイゴの煮付け。
・・あれ、なんか変な味・・・。
ぷりぷりとした独特の食感が面白いですが、後から僅かに酸味とアイゴ特有の臭みを感じます。
これはちょっとダメかな?と思って再加熱した所・・・
なんか美味しくなった。
何故か加熱したことで酸味と臭みが収まり、普通に食べられるようになりました。

次はムニエル。
・・おっ!グレ美味え!皮もパリッパリで美味え!!
グレはしっとりふっくらの柔らか食感に淡白な味で、骨が少々気になるもののなかなか美味いです。
皮も揚げ焼きにしたことでパリパリ食感で実に美味い。居酒屋でありそうな感じです。(居酒屋行かないけど)

次は卵巣と精巣のポン酢和え。
・・美味い!ちょっと苦いけど!
内蔵の隣りにあるので一部苦味が移っていることがありますが、精巣はまさに白子のトロトロ食感で卵巣はたらこのようにポロポロしていて、ポン酢も非常にマッチしています。

最後は潮汁。
ウメー!!!出汁ウメエ!!!
アラからとてもいい味の出汁が出ており、調味料がほぼ塩と酒だけでも十分美味いです。
疲れた体に優しい出汁の旨味と塩味が染み渡ります。
潮汁とはよく言ったものです。飲むと口の中に「海」が広がる・・。

どれもそれなりに美味かったですが、潮汁がダントツです。
可食部が少ない小さなアラを使いたいときは、潮汁や味噌汁で出汁を味わうのがおすすめですね。



しかし料理写真を途中で上げて感想だけ最後に羅列したので、見づらい記事になってたら申し訳ない。
ブログの記事構成って難しい・・。

コブダイは美味い。コブ以外は。

今日、MEGAドン・キホーテに行ったんです。
肉に魚、野菜等生鮮食品が並んでいて半分スーパー化しており、何故か魚がとても安く売ってるので、近くに来た際はいつも立ち寄ってます。
そしていつも通り魚コーナーを物色していた所眼の前に現れたのが、
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80cm級の馬鹿でかいコブダイ。しかもこのサイズで2000円と超破格。
めっちゃ安いけどこんなの食い切れる気がしねえ…でも旨そうだしどうしよ…と葛藤すること数分、黒鯛をくれた友人を電話で召喚して今晩共にコブダイを食うことを決め、購入を決定。
いつも通り家で捌くにはデカすぎて大変なので
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店の調理担当の人に三枚おろしにしてもらいました。店名は念の為隠しています。
早速調理していきます。
まず身のすさまじい重さで皮を引く手が痛くなってくるのを我慢しながら皮引きしてから中骨を取り、
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刺身用のサクにしました。大きすぎてバットに入りきってない。
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そしてサクを1つ1つ氷塩水で洗って臭みを取り、刺身の形に切る・・
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前に我慢できなくなったので醤油をつけて一切れ味見してみます。
こっこれは・・ムチムチネットリとした鯛らしからぬ柔らかな食感、そして噛むほどに甘みが口の中に広がって・・
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すみません。一回やってみたかったんです。
しかし柔らかくて甘みがあって癖がなく、少し筋っぽく噛み切りづらい所があること以外はかなり美味いです。これは期待が持てます。
後でわかったんですがコブダイってタイ科じゃなくてベラ科なんですね。通りで鯛っぽくない訳だ・・
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そしてサク4つのうち3つを刺身にして皿にギュウギュウ詰めに乗っけて完成。
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アラ(中骨とカマ)は熱湯をかけて洗って汚れを取ってから表面を魚焼き器で焼いて、昆布、だしの素、調味料と共にコブダイ飯にします。
そしてコブダイといえばその名にも冠している立派なコブ。
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ブッサ
人間だったら絶対関わりたくない面をしていますが、調理法を調べるとコブが美味いとの記述がちょくちょく見られ、何より
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フォロワーの芋ようかんさんにもおすすめされたので、このコブを味見してみます。
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まずは生で醤油をかけて一切れ。
う、美味い・・・一口目だけは・・・
ブリトロの脂を10倍に増したような味で美味いんですが、とにかく脂の塊なのでひたすら油っこく、数切れ食べると胃もたれしそうです。
豚バラの脂部分だけ集めて食ってるような油っこさでそのまま食うのはあまりにキツイので、
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グリルで焼いてある程度脂を落として食ってみました。
ホルモンみたいな見た目ですが、味の方は・・・・
美味い、美味いけど脂だ・・・・・・
生でも焼いても脂っこいのはわかったので、他のアラとともに
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煮付けにしました。
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早速頭を食べてみます。
まずは頬肉、味がしみてないけど身が引き締まっていて甘みがあり、かなり美味い。
次は皮、取り切れずに残った鱗が少々気になるものの、ブリの頭の皮と同じく柔らかく、なかなか美味い。
最後の鬼門、コブ。
うん・・味がしみてないただの脂だ・・・・・・・・
コブが美味しいと聞いて楽しみにしてたのですが、まさに油の塊なのでまともに食えたもんじゃないですね。
コブ美味しく食えなかったよ・・・芋ようかんさんごめん・・・・
気を取り直して
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炊けたコブダイ飯からアラと昆布を取り出して
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骨が入らないように手でアラの身を昆布と共にほぐして、
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コブダイ飯の完成。
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きちんと下処理をしたおかげで臭みもなくあっさりとした優しい味わい、まるで料亭のような味で実に美味いです。料亭行ったこと無いけど。


今回初めて食べたコブダイ、コブ以外はかなり美味かったので大変満足です。
しかし肝心のコブがただの脂でしかなく、なぜ美味しいと言われるのかわからなかったのが残念。
というか本当に食うもんなんだろうかこれ・・・それこそホルモンみたいに脂をひたすら焼き落とすくらいしないと、まともに食える気がしない・・・

6月28日追記
芋ようかんさんからリプが帰ってきました。
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ひどい!騙したのね!

黒鯛うまし!

突然ですが黒鯛は好きですか?僕は大好きです。
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ということで友達から40cm前後のいいサイズの黒鯛を貰ったので、
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とりあえず三枚おろしにしました。
最近三枚おろしをほぼ身を残さずに出来るようになってきて、地味に成長を感じます。皮引きはなかなか上達しませんが。
おろしたサクは中骨を切り取って刺身包丁で切ってからハマゴウの上に盛り付け、
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刺身にしました。黒鯛の刺身はねっとりとした食感が特徴だと思っていたのですがこれはサクサクとした食感でほぼ真鯛と変わらぬ身質をしており、噛むほどに優しい甘みが口に広がり、黒鯛とは思えぬ美味さです。
磯の黒鯛は臭みが無いと友達が言ってましたが、強烈な磯臭さを放つことがある夏場の黒鯛であるにも関わらず、たしかに臭みも全くありません。一応臭み消しにハマゴウを使ったものの必要無さそうです。
余談ですがハマゴウは一般人が食べても不味いらしく、刺身を食べながらたまたまハマゴウを食べた友達は(゚*゚)こんな顔をしていました。

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腹骨を削ぐのが下手なため腹骨のアラにたくさんついていた身を削ぎ取り、
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竹串に挿してコンロで炙って

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炙りにしてみました。
刺身とは違った味と柔らかい食感でこれはこれで美味しいですが、皮目の炙りが足りないのか皮がクニュクニュと食べづらかったのが残念です。
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小さいアラと皮、肝臓、卵巣は小麦粉、片栗粉、塩コショウをまぶしてフライパンで揚げ焼きにしてムニエルに、
頭などの大きめのアラは魚焼き器で塩焼きにしました。
ムニエルは身がふっくらとしているよくある魚のムニエルといった感じでとても美味しく、肝臓、卵巣も一切臭みがなくてとても美味しいです。皮はカリッと揚げることが出来ておらず硬くて食べづらくイマイチでした。
塩焼きは味は悪くないもののムニエルに比べて身の水分が失われていてふっくらしておらず、中骨は特に直火で加熱されたことによって骨に身が張り付いていて身がほぐれなくなっており、食べることが非常に困難でした。
洗濯物を灰と変える者
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