先日、毎度のことですが河川敷に行きました。

そこでカニや柿を取って食べる等したのですが、今日の主役は
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同じく河川敷で採ったこの大根みたいな葉っぱ、セイヨウカラシナの新芽です。
このセイヨウカラシナは春になると河原一面に菜の花を咲かせているのですが、この時期には河原にたくさん芽を出しているので自慢の石ナイフで片っ端から葉を採ってやりました。

刃渡りの短い(そもそも刃があると言えるのかもわからない)石ナイフならもし職質されても銃刀法違反でパクられる心配も無いので、普段から野草採取のために携帯しています。


セイヨウカラシナは以前成長した葉を高菜風の炒め物にしたり、菜の花を茹でて食べたりしたことはありますが、新芽を食べるのは初めてです。
では調理していきます。
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まずセイヨウカラシナを洗いたいのですが・・
この葉っぱ、葉全体に生えてる毛がチクチクして触ると痛い。
食べるときにチクチクしたら嫌ですが、加熱したら柔らかくなると信じて、
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2分半ほど塩ゆでしてから
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数分水に晒します。アブラナ科なのであんまりアクは無いでしょうが、よくわからないときはとりあえずこの工程をやってます。

一切れ味見してみると・・ほのかな苦味に癖のない味、割と悪くなさそうです。
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数分後、水を絞ってから2cm幅に切り、すりごまと鰹節と醤油をかけてセイヨウカラシナのお浸しの完成。毎度毎度代わり映えのない調理法だってのは僕が一番自覚してるので気にしないであげてください。

早速食べてみると・・ぼちぼちうまい。ぼちぼち。
ゴマと醤油のせいで口に入れた瞬間ほうれん草の錯覚を覚えますが、噛むと口中にカラシナ特有の臭いと独特なほろ苦さが口に広がります。
何に近いと言えばカラシナに近いとしか言いようがない味。強いて言えばカラシナの変種の高菜が少しだけ近い・・か・・?
懸念していた棘はそんなに気にならず、大きい葉の葉柄が少し噛みづらいものの食べてて気にならない程度なので良しとします。

味が少々独特ではあるものの、まあまあ悪くない味でなにより無限に生えててたくさん採れるので、皆さんもぜひ一度試してはいかがでしょうか。